第6回:入力パラメータを外部ファイルから読み込む

第5回:リファクタリング実施では、ログイン情報を「ユーザー定義変数」へ設定しました。しかし、実際の負荷テストでは、複数人のログイン情報を使って連続ログインすることになります。そのような場合は、ログイン情報をcsvファイルへまとめて、順次読み込んでいく形とすることが可能です。

この記事では、csvファイルを読み込み、動的にログイン情報を変更する方法を紹介します。

動画解説もあるので、そちらも併せて参考にしてください。

csvファイル作成

下記形式のcsvファイルを作成し、保存を行います。先頭のヘッダ行には参照名をカンマ区切りで記載して、2行目以降にデータを追加していきます。

login_email,login_pass
hoge1@denet.co.jp,hogehoge1
hoge2@denet.co.jp,hogehoge2
hoge3@denet.co.jp,hogehoge3
hoge4@denet.co.jp,hogehoge4

「CSV Data Set Config」作成

csvファイルを読み込むためには、「CSV Data Set Config」を利用します。スレッドグループに「CSV Data Set Config」を追加します。

  • スレッドグループ->設定エレメント->CSV Data Set Config
CSV Data Set Configを追加

CSV Data Set Configを追加

作成したら、「Filename」へファイルのフルパスを記載していきます。

その他の項目はそのままで問題ありません。

項目 概要
Finename ファイル名のフルパス
FileEncoding エンコーディング指定が必要な場合は起債
Variable Names 参照名をカンマ区切りで記載。今回はcsvファイル内に記載しているので空白でOK
Ignore first line ヘッダ行を除外するかどうか
Delimiter 区切り文字(デフォルトはカンマ)
Allow quoted data ダブルクォートで囲まれているかどうか
Recycle on EOF 全行利用したあとに再利用するかどうか
Stop thread EOF 再利用しない場合、スレッドを停止させるか
Sharing mode 共有範囲
ファイル名を指定

ファイル名を指定

実際に動作させてみて、正常にログインできることを確認してください。

まとめ

ログイン情報を外部ファイル化することができました。外部ファイル化することで、シナリオの修正をせずに入力パラメータの変更をすることが可能になります。ログイン情報だけでなく、商品コードや住所コードなど様々なものに応用が可能なので覚えておきましょう。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
~ JMeterの負荷テストシナリオ作成入門 ~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
第1回:【負荷テスト】JMeterのシナリオ作成入門
第2回:JMeterのインストールと初期設定
第3回:HTTPプロキシサーバーを利用したベースシナリオの作成
第4回:動的パラメータを取り込み、エラーを解消させる
第5回:リファクタリング実施
第6回:入力パラメータを外部ファイルから読み込む
第7回:負荷テスト用の修正を実施 ←次の記事
番外編:EC-CUBE4の環境構築方法

コメントは受け付けていません。