シナリオ作成#7_負荷テスト用の修正を実施

負荷テスト用の設定をしないと、正しい負荷をかけることができません。スレッド数は変数化を行い、必要に応じて指定できるようにしておきましょう。また、Ramp-Up期間とタイマ設定は結果に大きく影響するパラメータです。設計段階でどのような値にしておくかを検討しておくとよいでしょう。エラー時の処理についても続行にしてしまうと、エラーが多発したさいに、結果が大きくぶれていってしまいます。負荷テスト用に適切な設定を行い、より実践的なテストの実施ができるようにしておきましょう。

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シナリオ作成#4_動的パラメータを取り込み、エラーを解消させる

ベースのシナリオ作成では、すべての値が固定値となります。そのため、動的に変更になるセッション情報などの値の受け渡しができていません。そこで、「HTTPクッキーマネージャー」や「正規表現抽出」を利用し、動的に変化する部分について手動で修正していきます。

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JMeterを使った負荷テストツール

負荷テストを行うさいに、データの収集および管理は非常にコストがかかる作業になります。ディーネットでは、WEBシステム化することで、コストを最小限に抑え、ボトルネックやチューニングに集中できるように工夫をしています。社内ツールではありますが、ご要望に応じて可能な限りのご支援をさせていただいていますので、興味があるかたはお問い合わせください。

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基礎データの取得

基礎データは、最短の平均応答速度のことです。
これを最初に取得しておくことで、「正常に負荷がかかっているか」「キャパシティの限界近い負荷をかけているのか」「チューニングの効果測定」の判断を行うことが可能になります。
手戻りを少なくするためにも必要な作業となりますので、必ず行っておきましょう。

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低負荷テスト

基礎テストとは、低い負荷をかけてシステムのスループットが想定通りに向上していくかを調べることで、環境のセットアップの妥当性を確認するテストです。
いきなり大きな負荷をかけると時間もかかり、切り分けも複雑になるため、大きな手戻りが発生します。
新規に負荷テストを実施する場合は、必ず行うようにしましょう。

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シナリオ作成#3_HTTPプロキシサーバーを利用したベースシナリオの作成

シナリオ作成をする場合、「HTTPプロキシサーバ」を利用して元となるシナリオを作成し、手動で必要な修正を加えていきます。この記事えは、ベースとなるシナリオを作成するために利用する「HTTPプロキシサーバ」の使い方を紹介します。

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NFSサーバ改善後の性能比較

NFSサーバからローカルディスクへ変更し、大量のファイル読み込みのボトルネックを解消させました。その結果スループットが2.5倍向上した事例をご紹介します。性能限界の原因となっているボトルネックを特定し、ピンポイントでチューニングができると大きな成果を上げることが可能です。

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