「combinedD」形式がおすすめ

ログのフォーマットには「common」「combined」など様々なフォーマットがありますが、おすすめは「combinedD」形式のフォーマットです。

参考->https://httpd.apache.org/docs/2.2/ja/logs.html#combined

「combinedD」形式は、httpd等で標準定義されている「combined」形式にマイクロ秒単位の処理時間を付与した形式になります。処理時間を付与することで、各リクエストの処理時間がわかるだけでなく、時系列で処理時間の変動推移を追うことも可能になります。障害が発生したさいに、いつ頃から予兆がでていたのかを遡って調べるときに役立ちます。

httpdの場合は「httpd.conf」へ次のログ形式定義を追加します。

LogFormat "%h %l %u %t \"%r\" %>s %b \"%{Referer}i\" \"%{User-Agent}i\" %D" combinedD
CustomLog /var/log/httpd/access_log combinedD

バーチャルホスト設定に対して「combinedD」ログを指定し、httpdを再起動させて反映させましょう。

当然時間をさかのぼってログフォーマット変更はできません。早めに変更しておきましょう。

アクセスログを解析したい人は次の記事もおすすめです。

コメントは受け付けていません。